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BitcoinとCarnivory! Saifedean AmmousとTone Vays

最近香港で行われたToken2049からビットコインエヴァンジェリストでマーケットアナリストのTone VaysとSaifedean Ammousのトークセッション。0:33頃よりToneからSaifedeanに栄養についての質問が飛びます。

 

Saifedeanは、政府によるマネタリーサプライの管理が引き起こすインフレーションを一般市民より隠す方法の一つとして価格の安い、工業化された食材の推奨をおこなったと語ります。今現在スーパーなどに出回っている安い食材の大半はここ100年間程で工業化された食材(トウモロコシや大豆など)であってこれらの食材は人間が古来より摂取していた食材ではないもの(遺伝子組み換えや品質改良含む)。

 

政府による栄養基準の設定から、その基準にそった農作物に対する補助が農家の中央集権化を推進し、大規模農家がトウモロコシや穀物の単作を行う。そうして大量に生産された安価で栄養価の低い農作物は精製された穀物ベースの食材、工業生産された植物油脂(パーム油やコーン油など)植物性たんぱく質となって市民の食卓にでまわる。そしてこれらの食材は現代病といわれる糖尿病や肥満、ガンの原因とされているもの。すべて政府による補助によって大量生産され大量に市民へでまわります。

政府が実際のインフレーションを国民の栄養基準や消費者物価指数で欺こうとすることで、インフレーションの煽りを栄養価の激減と現代病として一般市民は食らっていると。

 

またもう一つのインフレーションの悪影響としてTime Preference(未来より現在を重視する傾向)が高くなることも語っています。インフレーション→お金の価値が下がっていく→今使った方が得→高いTime Preference→短期的な利益を求め出す→政府補助の単作やるぜーー→農地の砂漠化に繋がり土地から栄養価や生物多様性が破壊される、みたいな。ここはあまり多く語ってませんが流石オーストリア学派ですしっかりTime Preference入れてきます。

 

ということで、ビットコインをもって目指すEasy Moneyの打破とHard Moneyへの回帰。こんなところにもつながりがありましたね。結局金がEasy(誰かが簡単に作れちゃう、今だと中央銀行と政府)→いくらでも使えちゃうから目先のことに使う→インフレっていう仕組みから現代人の栄養摂取の質低下に繋がっているっていうのが面白い。最終的には中央集権とFiatシステムが悪い!っていつもの締めくくりでした。もちろんビットコインの話しがメインなので気になる方は是非みてみてください。

SaifedeanのThe Bitcoin Standard、貨幣の歴史やAustrian Economicsについてわかりやすく説明しています。勿論ビットコインについても。必読です。

 

The Bitcoin Standard: The Decentralized Alternative to Central Banking

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