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ストア派哲学とすぐ実践できる3つの行動

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Meditations再読とStoicism

Meditations(自省録)の再読

最近またMeditationsを読み直しています。今回購入したのがこちら:

Meditations: A New Translation (Modern Library Classics)

Meditations: A New Translation (Modern Library Classics)

Gregory Haysによる翻訳なんですが、この翻訳版が自分が以前読んだものよりずっと読みやすく、数あるMeditationsの翻訳の中でもお勧めな一冊なんではないでしょうか。 ストア派、特に後期ストア派における主要人物を3人というと大体エピクテトスセネカマルクス・アウレリウスの3人があがると思いますが、その中でローマの第16代皇帝で哲人君主の代表とされるマルクス・アウレリウスの著作がこのMeditations(邦題:自省録)ですね。

Stoicismなマインドセット

Stoicismは数ある哲学の中でも実用的な哲学と言われていますね。エピクテトスセネカマルクス・アウレリウスの著作は哲学書というよりは哲学的に生きる為の準備の様な作品で、人生を健康に生きる為のヒントが盛りだくさん。 実業家のティム・フェリスはStoicismを不確実性や問題に対応するための最適なオペレーティングシステムだと語っていますが、その通りだなあと自分も共感します。自分は学べば学ぶほど、Stoicismのマインドセットフレームワークが浸透していき、日常生活がよりクリアに見えてくるようになってきていると感じています。

Stoicismの学び方、そして練習

ではどのようにStoicismを学んでいくのか。勿論主要な3人の著作はどれを読んでも得られるものは沢山あるかと思いますが、そこは実用的なStoicism。日常的に行える練習も多数存在します。

コントロールの2分法 − 自分の管轄内か否か

上手くいかないことがあったり嫌なことがあると落ち込んだりしますよね。例えばせっかくの連休なのに天候が悪く出かけられないなど。 Stoicismでは自分がコントロール出来るものは自分の精神のみと考え、それ以外のものは自分のコントロール外である→考えてもしょうがないとします。 上記の例であれば、天候が悪いのは自分がどうこう出来る問題ではない(自分が晴れにしたいといって晴れに出来るわけじゃ無い)→だが悪天候に対する自分の感想はコントロール出来る(悪天候にイラつくのも逆手に取るのも自分次第)→ならいい方に取る(天気は良くないけど、なら時間もあるし室内で面白いことできるからラッキーみたいな) 思考のリフレーミングに似てますね。コップに半分水が入ってるやつです。リフレーミング認知行動療法などでよく使われる手法ですが、その原点はStoicismです。

ジャーナリング

Stoicismでは日々、前日の自分より成長することを一つの目的とします。その為の練習の一つとしてジャーナリング(日記をつける)があります。日々学び、経験したことを日記に書き込むことで文字に起こし五感を使って日々を振り返り、明日につなげること。セネカエピクテトスマルクス・アウレリウスも全員手紙や日記といった形でそのジャーナルを残しています。自省録も元はマルクス・アウレリウスの個人的な日記ですね。

Amor Fati 運命愛

ニーチェが考える偉大な人間像のAmor Fati(Love Fate 運命を愛する)。良いことも悪いことも受け入れ、運命に逆らわず生きていく。この考え方もニーチェの千年以上前からStoicismで練習されてきたことですね。解放奴隷のエピクテトスも奴隷としてとても辛い経験をくぐってきたと思いますがそれについても同じように、自分の起きて欲しいことでなく実際に起きたことを求めるようになれば幸せになれると語っています。 どれだけ困難なことがあっても、どんな辛いことが起きてもそのことを受け入れ、受け入れるだけでなく愛しその為によりよい自分になることができれば、どんなことが起きても全ては自分の成長に繋がる。なかなか壮大ですがこちらもポジティブなリフレーミングですね。

最後に

Stoicismは健康な生活を送る上で最適な思考のフレームワークになると思います。実際ファスティングや瞑想とも親和性が高く、トップアスリートや実業家に愛されていることからパフォーマンスを高く保つ為のマインドセットとしても活用されています。 自分自身、日々の行動に対する指針としてより活用するようになってから頭の中がとてもスッキリしました。まだまだですがこれからもStoicismについて勉強し、実践していきます。 そんなStoicism入門にとてもオススメなRyan HolidayのThe Daily Stoic(邦題 ストア派哲学入門 成功者が魅了される思考術)。邦題はかなりクリックベイト感が強くあまり好みじゃないですが、こちらの本は一年間、毎日1ページ読めるよう366の短い言葉が収まっています。時間がない方でも毎日数分で読めます。オススメ!

The Daily Stoic: 366 Meditations on Wisdom, Perseverance, and the Art of Living:  Featuring new translations of Seneca, Epictetus, and Marcus Aurelius

The Daily Stoic: 366 Meditations on Wisdom, Perseverance, and the Art of Living: Featuring new translations of Seneca, Epictetus, and Marcus Aurelius

ストア派哲学入門 ──成功者が魅了される思考術

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